★ 【重要】Expert Summit 2026

KAKERU
9領域エキスパートサミット
& CEO統合戦略

27名の世界トップ専門家が各領域で30分以上の深い協議を行い、
その知見をメガベンチャーCEOの視座で統合する。
KAKERUを「世界に不可欠なツーリングインフラ」へ昇華させる全体戦略。

日付 2026年2月28日 専門家 27名 + CEO 領域 9分野 + 統合 協議時間 計5時間超
01

AIルートインテリジェンスエンジン — 専門家パネル協議

🤖
パネルテーマ:「AIはどうやって"最高の道"を理解するのか?」

自然言語から「走って楽しいルート」を生成するAIの本質。ルート品質の定義、レコメンデーション思想、予測不可能な発見体験の設計。

🚗 Andrej Karpathy — 自動運転AI 🎵 Gustav Söderström — 音楽レコメンド 🎮 Sean Murray — プロシージャル生成
💬 協議録 — 40分間のディスカッション
AK
Andrej Karpathy 自動運転AI / 元Tesla AI Director
まず根本的な問いから始めたい。KAKERUの現在のアーキテクチャを見ると、Claude APIに自然言語プロンプトを投げて、JSONスキーマで構造化ルートを返すという構成だ。これは「LLMの世界知識に依存したルート生成」で、初期フェーズとしては正しい。しかし、スケールする品質を担保するには、LLMの推論だけでは限界がある。Teslaで学んだのは、人間が「いい道」と感じる要素は、言語化できる部分と暗黙知の部分がある。カーブの心地よさ、視界の開け方、路面の質感——これらは走行データから学習する必要がある
GS
Gustav Söderström Spotify Co-President & CTO
Andrejの指摘は核心を突いている。Spotifyで我々が学んだのは、「ユーザーが求めているもの」と「ユーザーが本当に喜ぶもの」は違うということ。Discover Weeklyが成功したのは、「好きな曲に似た曲」を出すのではなく、「まだ知らないけど好きになる曲」を出すことに注力したから。KAKERUに置き換えると、「箱根のワインディング」と聞かれて定番ルートを返すのはGoogle Mapsでもできる。「箱根に行きたい気分だけど、実は御殿場側の裏道がもっと気持ちいい」と提案できるかが勝負だ。そのためには行動データが要る。どのルートを「保存」したか、どこで「写真を撮った」か、どのスポットを「スキップ」したか。
SM
Sean Murray Hello Games創業者 / No Man's Sky
二人の議論に「発見の喜び」という観点を加えたい。No Man's Skyで18京個の惑星を作ったとき、最も重要だったのは「プレイヤーが"自分だけが見つけた"と感じる瞬間」を設計すること。すべてが均質だと探検の喜びがない。KAKERUのルート生成でも同じことが言える——毎回少しだけ予測不可能な要素を入れるべき。「この道の先に何があるかわからない」というワクワク感は、バイク乗りの本質的な喜びだ。具体的には、AIが3つのルート案を出すとき、1つは「安定の定番」、1つは「ユーザーの好みに最適化」、そして1つは「冒険枠——普段選ばないジャンルのスポットを含むルート」にすべき。
AK
Andrej Karpathy
Seanの「冒険枠」は非常にいい。技術的に実装するなら、ルート生成時のtemperatureパラメータを3案で変える。案1はtemp=0.3(安定)、案2はtemp=0.5(バランス)、案3はtemp=0.8(探索的)。だが本当に品質を上げるには、「道路セグメント」単位の品質スコアDBが必要だ。今のKAKERUはスポット(点)のDBは持っているが、道(線)の品質データがない。OpenStreetMapのカーブ密度、標高データ、さらにユーザーの走行ログから「この区間を走ったユーザーの満足度」を推定できる。Phase 2では、走行ログのGPSデータから「道路セグメント品質スコア」を逆算する仕組みを作るべきだ。
GS
Gustav Söderström
Spotifyの「audio features」に相当する概念だね。我々はすべての曲にdanceability、energy、valenceといった数値スコアを持っている。KAKERUでもすべての道路セグメントに「curviness」「scenic_score」「elevation_gain」「traffic_calmness」のスコアを持つべきだ。そして、ユーザーが「ワインディングが好き」と明示しなくても、過去の走行履歴から暗黙的に「curviness: 0.8以上を好む」と推定する。これがまさにCollaborative Filteringの考え方。ただし初期はデータが少ないから、コンテンツベースフィルタリング(道路の物理的特性)から始めて、データが貯まったらCollaborativeに移行するのが現実的。
SM
Sean Murray
もう一つ重要な視点がある。「時間」という変数だ。同じ道でも朝と夕方で全く違う体験になる。紅葉の時期と新緑の時期で価値が変わる。No Man's Skyでは惑星の天候サイクルや昼夜サイクルが探検の変数になっている。KAKERUのAIも「今この瞬間に最高の道」を提案すべき。天気API連携は既にあるが、「夕日の時間に海沿いを西に走るルート」「朝霧の中の高原道路」のように、時間帯×天候×道路の組み合わせ最適化まで行けば、他のどのアプリにも真似できない体験になる。
AK
Andrej Karpathy
Sean、それは素晴らしい。技術的には、ルート生成プロンプトに「現在時刻」「日没時刻」「方角と太陽位置の関係」を含めるだけでかなり改善できる。Claude APIの構造化出力でweatherOverviewは既にあるから、「光の方向」という変数を追加するのは比較的容易だ。まとめると、AIルートエンジンの進化は3段階。Phase 1(現在): LLMの世界知識ベース。Phase 2: 道路セグメントスコアDB + 時間変数。Phase 3: ユーザー走行データからの学習。それぞれのフェーズで品質が非連続的に跳ね上がる。

パネル合意事項 — AIルートエンジン戦略提言

核心的結論:KAKERUのAIルートエンジンは「LLM世界知識→道路セグメントスコアDB→ユーザー行動学習」の3段階で進化させる。現時点のClaude API依存は正しいが、Phase 2で「道の品質データベース」を構築し、Phase 3でSpotifyのDiscover Weekly的な「まだ知らない最高の道」を提案できるレベルに到達する。

  • 1ルート3案のバリエーション設計 — 「安定」「最適化」「冒険」の3パターンを意図的に生成。temperature変数を案ごとに変える。
  • 2道路セグメント品質スコアDB構築 — OSMのカーブ密度、標高変化、景観スコア(衛星画像AIまたはUGC写真密度)から算出。Phase 2の最優先タスク。
  • 3時間×天候×光の最適化 — ルート生成時に日没時刻、太陽方角、降水確率を変数として組み込み、「今この瞬間の最高ルート」を生成。
  • 4暗黙的嗜好推定 — 走行ログ(GPS軌跡)から「高カーブ密度区間での速度維持率」「スポット滞在時間」等を解析し、言語化されない好みを学習。
  • 5フィードバックループ設計 — 走行後の5秒レーティング(「この道どうだった?」)をルートセグメント品質スコアに反映。データフライホイールを回す。
02

プロダクトデザイン & ライダーUX — 専門家パネル協議

🎨
パネルテーマ:「グローブを着けて時速100kmで走る人のためのデザイン」

走行中はほぼ操作不可。「走る前」の期待感設計と「走った後」の余韻設計が勝負。極限環境のインフォメーションアーキテクチャ。

🏁 Adrian Newey — F1コックピット設計 ✈ Brian Chesky — 旅行体験デザイン 🏃 James Buckhouse — アスリート活動UX
💬 協議録 — 35分間のディスカッション
AN
Adrian Newey Aston Martin F1 CTO
F1のコックピットUXで我々が最も注力しているのは「情報の階層化」だ。ドライバーは時速300kmで走りながら、ステアリング上のディスプレイを0.3秒以下で読む。すべての情報を同時に見せたら死ぬ。だから「今この瞬間に必要な情報だけ」を表示する。KAKERUで言えば、走行中に必要な情報は3つだけ。次の曲がるポイント、次のスポットまでの距離、天気の変化。それ以外は全部隠す。ルートの詳細情報は「走る前」に見るものだ。
BC
Brian Chesky Airbnb CEO
Adrianの「走行中は最小限」に完全に同意する。だが私が強調したいのは、ツーリング体験全体をデザインするということ。Airbnbで私が常に言っているのは「11-star experience」——5つ星の体験を想像し、それを11つ星にまで引き上げる思考法。KAKERUの場合、5つ星は「いいルートが生成される」。では11つ星は?前日の夜にプッシュ通知で「明日の天気は最高。この道を走りませんか?」と提案が来る。朝起きると、気温に合わせた服装アドバイスと出発推奨時刻が表示されている。走行中は最小限のナビ。走り終わったら、その日のベストショットが自動で選ばれ、美しいライドログが生成されている。帰宅後、AIが「今日の走行データから、あなたはワインディング好きだとわかりました」とプロフィールが更新される——これが11つ星だ。
JB
James Buckhouse Sequoia Capital / 元Strava
Brianの11-star体験に、Stravaで学んだ「エモーショナルピーク設計」を重ねたい。Stravaが成功したのは、走った後の「振り返り体験」を走ること自体と同じくらい価値あるものにしたからだ。KAKERUで言えば、ツーリング後に表示される画面が勝負。走行距離、最高標高、通過した絶景ポイント数、「今月の走行距離は先月の120%」——こうした数字を美しくビジュアライズする。そしてStravaのKudos(拍手機能)に相当する「このルート良かった!」をワンタップで共有できる仕組み。走行後の達成感を増幅する「エモーショナルアフターグロー」こそが、次のツーリングへのモチベーションになる。
AN
Adrian Newey
2人の話を聞いて、KAKERUのUXは3つのフェーズで完全に異なるデザインが必要だと確信した。Phase A「計画」: 情報リッチ、探索的、ワクワクする。Phase B「走行中」: 極限まで削ぎ落とし、3情報のみ。Phase C「振り返り」: エモーショナル、達成感、共有欲を刺激。F1で言えば、レース前のストラテジーブリーフィング、レース中のコックピットディスプレイ、レース後のデブリーフィング。それぞれに最適化されたUIが存在する。同じアプリ内でこの3つを混ぜたら失敗する。走行開始ボタンを押した瞬間、UIが完全に切り替わるべき
BC
Brian Chesky
Adrianの3フェーズ設計に追加したいのは「Phase 0: 最初の出会い」。ユーザーが初めてアプリを開いた瞬間だ。Airbnbでは、ユーザーが最初にアプリを開いた瞬間に「ここに行きたい」と思わせることに全力を注ぐ。KAKERUなら、オンボーディングで「あなたのバイクは?」「好きな道のタイプは?」を聞いた直後に、即座にAIが1つルートを生成して見せる。「え、もうルートできたの?」という驚きが最初の体験。登録だけして何もしないユーザーを作らない。初回起動から30秒以内にAIの価値を体感させる。これがアクティベーション率を決定的に左右する。
JB
James Buckhouse
もう一つ。KAKERUの現在のUIを見ると、ルート生成のウィザードフロー(気分選択→場所→距離→確認)が4ステップある。Stravaの教訓から言うと、ステップ数は可能な限り減らすべき。理想は「自然言語で一言入力→即座にルート3案表示」。現在のMoodSelection + DistanceSelection + Confirmationは1画面に統合できる。テキスト入力欄 + 距離スライダー + カテゴリチップ、すべてを1画面に置いて、入力後に即ルート生成。ステップを減らすほどコンバージョンは上がる

パネル合意事項 — プロダクトデザイン戦略提言

核心的結論:KAKERUのUXは「計画(情報リッチ)→走行中(極限シンプル)→振り返り(エモーショナル)」の3フェーズ設計を徹底する。初回起動30秒以内にAIの価値を体感させるオンボーディング、4ステップを1画面に統合したルート生成UI、走行後のエモーショナルピーク設計が最優先。

  • 13フェーズUI切り替え — 計画モード/走行モード/振り返りモードで完全にUIを変える。走行開始で即座にミニマルUIに遷移。
  • 230秒アクティベーション — オンボーディング完了直後にAIがデモルートを生成。「これがKAKERUの力」を即座に体感させる。
  • 31画面ルート生成 — テキスト入力 + 距離スライダー + カテゴリチップを1画面に統合。ステップ数を最小化。
  • 4走行後のエモーショナルサマリー — 距離、標高、絶景ポイント数、走行スタイル分析を美しくビジュアライズ。シェアボタンを目立つ位置に。
  • 5プロアクティブ通知 — 天気×好み×過去データから「明日の朝、この道がベスト」を前日夜に通知。ユーザーを待たせない。
03

地理空間 & ルーティングアルゴリズム — 専門家パネル協議

🌍
パネルテーマ:「最短経路は敵。最も楽しい道の見つけ方」

バイクルーティングはカーナビと真逆。カーブ密度、標高変化、景観スコア。日本固有の道路体系(酷道・険道・林道・二輪通行規制)の知識。

🛠 Max Hilz — Calimoto / ワインディング道路 🚕 Thuan Pham — 元Uber CTO / リアルタイム最適化 🗺 古橋大地 — 青学教授 / OSM Japan
💬 協議録 — 45分間のディスカッション
MH
Max Hilz Calimoto共同創業者
Calimotoを400万ユーザーに成長させた経験から言うと、バイクルーティングの核心は「curviness score(カーブ密度スコア)」だ。私の修士論文で定義したのは、道路セグメントのGPSポイント間の方向変化の累積値。これを全道路に対して計算し、「カーブの多い道」を優先するルーティングエンジンを構築した。KAKERUがAIでルートを生成しているのは面白いアプローチだが、AIが提案した道が本当にワインディングかどうかを検証するレイヤーが必要。LLMは「箱根ターンパイク」がカーブが多いと「知っている」が、マイナーな県道のカーブ密度は知らない。OpenStreetMapのwayデータからcurviness scoreを事前計算しておくべき
TP
Thuan Pham 元Uber CTO
Maxのcurviness scoreにリアルタイム性を加えたい。Uberで我々が構築したのは、過去の交通データ×現在の交通状況×天候×時間帯の4変数でリアルタイムにルートを最適化するシステム。バイクツーリングの場合、渋滞回避は車ほど重要ではないが、「この道は今、工事中」「台風の影響で通行止め」「冬季閉鎖中」といった情報はクリティカル。特に日本の山岳道路は季節による通行規制が複雑。KAKERUはリアルタイムの道路状況レイヤーを持つべきだ。データソースは国交省の道路情報、JARTIC(日本道路交通情報センター)、各県の道路規制情報。
FF
古橋大地 青山学院大学教授 / OSM Foundation Japan
お二人の議論に日本固有の視点を加えます。日本の道路体系はグローバルのナビアプリが扱えない複雑さを持っている。まず「酷道」「険道」——国道なのに離合困難な1車線、県道なのに未舗装。これらはGoogleマップでは普通の道と区別がつかない。バイク乗りにとっては宝の山でもあり、罠でもある。次に二輪通行規制——東京都内だけでも数十箇所ある。これはどのナビアプリも対応が不十分。そして林道——オフロードバイク乗りにとっての聖地だが、Google MapsにもOSMにも正確なデータがない。KAKERUが「日本の道路の真実」を最も正確に持つDBになれば、それ自体が圧倒的な参入障壁になる。
MH
Max Hilz
古橋先生の指摘は非常に重要だ。Calimotoがヨーロッパで成功した理由の一つは、「バイク乗りのための地図データ」を独自に構築したこと。一般の地図データでは不十分。KAKERUの戦略として提案したいのは「クラウドソーシング道路データ」。ユーザーの走行ログから自動的に道路状況を収集する。例えば、GPSデータの速度プロファイルから路面状態を推定できる。急ブレーキが多い区間は荒れた路面の可能性が高い。多くのユーザーが同じ地点でUターンしていれば、通行止めの可能性がある。走れば走るほど地図データが良くなる——これがネットワーク効果だ。
TP
Thuan Pham
Maxのクラウドソーシングに加えて、ソーシャルデータの活用も提案する。Uberでは、イベント情報、天気予報、祝日カレンダーなどの外部データをルーティングに統合していた。KAKERUの場合、X(Twitter)の「#ツーリング」タグのリアルタイム投稿から「今日この道は混んでいる/空いている」を推定できる。YouTube MotoVlogの最新投稿から「この道が今話題」を検知できる。ソーシャルシグナルをルーティングの変数に組み込むのは、どの競合もやっていない。これこそKAKERUの「フレッシュデータの優位性」になる。
FF
古橋大地
Thuanさんのソーシャルデータ活用に賛成です。さらに日本には「道の駅」という世界に類を見ないインフラがある。KAKERUは既に道の駅GeoJSONデータを持っている。これを活用して「道の駅スタンプラリー」的なゲーミフィケーションをルーティングに組み込めば、ルートの目的性が増す。そしてもう一つ、災害時のクライシスマッピングの知見から提案がある。大地震や台風の後、ライダーは「どの道が通れるか」を最も早く知りたい。KAKERUのユーザーの走行ログを集約すれば、災害後のリアルタイム通行可否マップが作れる。これは社会貢献であり、メディアに取り上げられる話題性もある。

パネル合意事項 — 地理空間 & ルーティング戦略提言

核心的結論:KAKERUの最大の参入障壁は「日本の道路の真実を最も正確に持つDB」になること。OSMベースのcurviness score、ユーザー走行ログからのクラウドソーシング道路品質データ、ソーシャルシグナルによるリアルタイム道路状況。この3層データスタックが競合に真似できないモートになる。

  • 1Curviness Score DB構築 — OSMのwayデータから全日本道路のカーブ密度・標高変化・景観スコアを事前計算。AIルート生成の検証レイヤーとして使用。
  • 2二輪通行規制DB — 各都道府県の二輪通行規制区間をGeoJSONで管理。ルート生成時に自動回避。日本固有の差別化要因。
  • 3クラウドソーシング道路品質 — ユーザーGPSログから速度プロファイル→路面状態推定、Uターン検知→通行止め推定。データフライホイール。
  • 4ソーシャルシグナル統合 — X/Twitter「#ツーリング」投稿、MotoVlog最新動画から道路の話題性・混雑度をリアルタイム推定。
  • 5災害時通行可否マップ — 大規模災害後、ライダーの走行ログを集約してリアルタイム通行可否情報を提供。社会貢献 + PR。
  • 6道の駅スタンプラリー連携 — 1,200以上の道の駅GeoJSONを活用し、ルート生成にゲーミフィケーション要素を追加。
04

スポットDB & 品質キュレーション — 専門家パネル協議

🌟
パネルテーマ:「ルートの価値は立ち寄り先で決まる」

AIが提案するスポットの品質がKAKERU体験を直接決定。ソーシャルからのフレッシュ情報取得がキーテーマ。

🍴 Gwendal Poullennec — ミシュランガイド 🎥 Ted Sarandos — Netflix CEO ⛰ 星野佳路 — 星野リゾート代表
💬 協議録 — 50分間のディスカッション(最重点領域)
GP
Gwendal Poullennec ミシュランガイド国際ディレクター
ミシュランガイドが100年以上続いている理由は、「信頼できる品質評価」に尽きる。覆面調査員が実際に足を運び、統一基準で評価する。KAKERUのスポットDBを見ると、YouTube MotoVlogの字幕から自動抽出する仕組みがある。これは「量」を確保する戦略としては正しいが、「質」の担保が弱い。YouTuberが言及したスポットが本当にバイク乗りにとって良い場所かは別問題。ミシュランの覆面調査に相当する「品質検証レイヤー」が必要。提案は、初期の信頼できるユーザー(beta testers、MotoVlogger)を「KAKERU公式キュレーター」に任命し、スポットに品質レーティングを付与してもらうこと。
TS
Ted Sarandos Netflix共同CEO
Gwendalの「品質検証」に加えて、「パーソナライズされた品質」という概念を導入すべきだ。Netflixでは、映画の「客観的な品質」と「あなたにとっての品質」は全く別物だ。アカデミー賞受賞作が全員にとって最高ではない。KAKERUでも、同じスポットでもライダーによって価値が全く違う。グルメ好きにとっての5つ星と、絶景好きにとっての5つ星は違うスポット。だからスポットDBには「客観スコア」と「パーソナルスコア」の2層を持つべき。客観スコアはmention count + キュレーター評価。パーソナルスコアはユーザーのカテゴリ親和度(affinity)で重み付け。
HY
星野佳路 星野リゾート代表取締役
お二人の議論を聞いて、日本特有の視点を強調したい。日本のツーリングスポットの魅力は「公式の観光地」ではなく「地元の人が知る場所」にある。星野リゾートで地域観光を再生してきた経験から言えば、最も価値が高いのは「旅行ガイドに載っていない、地元の人しか知らない蕎麦屋」「地図に載っていない絶景の峠道」。これこそがKAKERUの「ソーシャルからフレッシュな情報を取る」戦略の核心。YouTube MotoVlogから抽出するスポットの中でも「言及回数は少ないが、言及したYouTuberの評価が非常に高い」ものが宝だ。mentionCountだけでなく「sentiment intensity(言及の熱量)」も測定すべき。
GP
Gwendal Poullennec
星野さんの「隠れた名店」の発見は、まさにミシュランの「ビブグルマン」と同じ哲学だ。星は付かないが「わざわざ足を運ぶ価値がある」。KAKERUには独自の3段階評価を提案する。KAKERU Star(殿堂入り——圧倒的な支持)、KAKERU Pick(キュレーター推薦——質の保証)、Rider's Hidden Gem(隠れた宝石——少数が熱狂)。3番目のカテゴリが差別化ポイント。Google Mapsのレビューではまず見つからない場所。
TS
Ted Sarandos
ここで最も重要なデータの話をしたい。「鮮度」だ。Netflixでは「今週のトレンド」がコンテンツの発見を駆動する。KAKERUのスポットDBも静的なDBではなく、常にリフレッシュされるライブDBであるべき。具体的なデータソース戦略は3層。Layer 1: YouTube MotoVlog自動抽出(週次バッチ)——チャンネル数を5→50に拡大し、新しい動画から新スポットを自動発見。Layer 2: X/Twitter「#ツーリング」「#バイク」のリアルタイム監視——投稿数の急上昇を検知し、「今話題のスポット」をトレンディングに。Layer 3: ユーザーの走行ログ——新しいスポットを訪問したユーザーのチェックイン(自動または手動)から「最近人気のスポット」を集計
HY
星野佳路
Tedさんの3層データ戦略に、「季節性」の次元を加えたい。日本のツーリングスポットは季節で価値が激変する。蔵王エコーラインは10月が紅葉で最高だが、11月下旬は冬季閉鎖。ラベンダー畑は7月の2週間だけ。桜は東京から北上して1ヶ月の時間差。スポットDBに「best_season」「peak_period」フィールドを追加し、ルート生成時に「今が旬のスポット」を優先的に提案する。さらに、「3年前のこの時期、このスポットでライダーが多く訪れた」というヒストリカルデータも蓄積していけば、年々精度が上がる。
GP
Gwendal Poullennec
最後に一つ。スポットDBは「データ」ではなく「物語」として構築すべきだ。ミシュランガイドが成功しているのは、星の数だけでなく、そのレストランにまつわるストーリーが読者を惹きつけるから。KAKERUのスポットにも、「なぜここが特別か」を30文字で伝えるキャッチコピーがあるべきだ。「標高1,500mの天空カフェ。雲海の上でコーヒーを飲む」「80歳の夫婦が営む、ライダーだけが知る蕎麦屋」——こうした物語性がAI生成のスポット提案を「情報」から「体験」に変える。これもClaude APIで自動生成できる。

パネル合意事項 — スポットDB & キュレーション戦略提言

核心的結論:スポットDBは「静的なデータベース」ではなく「常にリフレッシュされるライブDB」として構築。YouTube自動抽出(週次)+ X/Twitterリアルタイムトレンド + ユーザー走行ログの3層データパイプラインが命。季節性変数と物語性を持たせることで、Google Mapsでは絶対に到達できない「ライダーだけの地図」が完成する。

  • 13層フレッシュデータパイプライン — YouTube MotoVlog自動抽出(チャンネル5→50拡大、週次バッチ)、X/Twitterリアルタイムトレンド検知、ユーザー走行ログからのチェックイン集計。
  • 2品質3段階評価 — KAKERU Star(殿堂)、KAKERU Pick(推薦)、Rider's Hidden Gem(隠れた宝石)。mentionCountだけでなくsentiment intensityで差別化。
  • 3パーソナルスコア導入 — 客観スコア × ユーザーaffinity = パーソナルスコア。同じスポットでも人によって異なる評価を表示。
  • 4季節性フィールド追加 — best_season、peak_period、closure_periodをスポットDBに追加。「今が旬」フラグでルート生成を最適化。
  • 5スポットストーリー自動生成 — Claude APIで30文字キャッチコピーを全スポットに付与。「情報」を「物語」に変換。
  • 6公式キュレーター制度 — 初期betaテスター、MotoVloggerをKAKERU公式キュレーターに任命。品質保証の人間レイヤー。
05

コミュニティ & ネットワーク効果 — 専門家パネル協議

👥
パネルテーマ:「ソロライダーの繋がりをどう設計するか」

UGCルートが参入障壁。60-70%がソロライダー——「一人でも帰属感を感じるコミュニティ」の設計。

🎮 Jason Citron — Discord CEO 🏃 Mark Gainey — Strava共同創業者 👥 笠原健治 — MIXI代表 / mixi創業者
💬 協議録 — 40分間のディスカッション
JC
Jason Citron Discord CEO
Discordを1億5000万MAUに成長させた経験から言うと、コミュニティ設計で最も重要なのは「アイデンティティの帰属先を作る」こと。ゲーマーがDiscordに集まるのは、チャット機能があるからではなく、「自分はゲーマーである」というアイデンティティを表現できる場所だから。バイク乗りも同じ。KAKERUのコミュニティは「バイク乗りであること自体を祝福する場」であるべきだ。具体的には、「走行距離バッジ」「制覇した都道府県マップ」「バイク歴年数」といったプロフィール要素で、「自分はこういうライダーだ」を表現できるようにする。
MG
Mark Gainey Strava共同創業者
Jasonの「アイデンティティ」に「非同期的なつながり」を加えたい。Stravaが成功した秘訣は、ランナーが同時にいなくても繋がれること。同じセグメントを異なる日に走ったランナー同士がリーダーボードで競う。KAKERUに適用するなら、「この道を走った人」リスト。自分が走った道を過去に走った他のライダーのライドログを見られる。直接会話しなくても、「あ、この人も同じ道を走ったんだ」という静かなつながり。ソロライダーの60-70%にとって、これが最も心地いいソーシャル。
KK
笠原健治 MIXI代表 / mixi創業者
お二人の視点に、日本のライダーコミュニティの特性を加えます。mixiで日本最大のSNSを作った経験から言うと、日本人は「全世界に発信」するより「気の合う仲間と深く繋がる」ことを好む。バイカーコミュニティも同様で、マスツーリング(集団走行)の文化がある一方、60-70%はソロ。この矛盾を解くのは、「緩やかなグループ」だ。例えば「関東の週末ソロライダーズ」「Z900RS乗り」「温泉ツーリスト」のような車種別・地域別・スタイル別のコミュニティグループを自動マッチング。参加しても投稿義務なし。「いいルートあった」とシェアしたい時だけシェア。日本人は「見る専」が多数派なので、ROM(閲覧のみ)でも価値を感じるコミュニティ設計が必須。
JC
Jason Citron
笠原さんの「ROM(閲覧のみ)でも価値」は非常に重要。Discordでも、サーバーメンバーの90%は発言せずに読むだけ。それでも価値を感じている。KAKERUの場合、コミュニティの最小単位は「ルート」にすべきだ。ルートを共有すること自体がコミュニティ参加。「このルートいいね」のワンタップ。それだけで繋がりが生まれる。ルートベースのソーシャルグラフ——同じルートを走った人、似たルートを好む人が自然にクラスタリングされる。
MG
Mark Gainey
コミュニティのデータ面を考えると、UGCルートはKAKERUのモート(参入障壁)そのもの。Stravaの最大の資産はユーザーが蓄積した何十億ものアクティビティデータ。KAKERUも「ユーザーが作成・改善したルートのライブラリ」が最大の武器になる。あるライダーがAI生成ルートを実際に走り、「ここは通行止めだったから迂回した」というフィードバックがルートに反映される。そうすると次にそのルートを走る人は改善されたバージョンを得る。これが繰り返されると、AI生成 + 人間の知恵のハイブリッドルートが蓄積される。競合が後からAIを入れても、この蓄積には追いつけない。

パネル合意事項 — コミュニティ戦略提言

核心的結論:KAKERUのコミュニティは「ルートベースの非同期ソーシャルグラフ」。直接会話しなくても「同じ道を走った」で繋がる。ROM(閲覧のみ)でも価値を感じる設計。UGCルートの蓄積がAI + 人間のハイブリッドモートになる。

  • 1ルートベースソーシャル — 「この道を走った人」リスト、ルートへのワンタップ「いいね」。ルートが繋がりの最小単位。
  • 2ライダーアイデンティティ — 走行距離バッジ、都道府県制覇マップ、バイク歴年数。「自分はこういうライダー」の表現手段。
  • 3自動マッチングコミュニティ — 車種別・地域別・スタイル別グループを自動生成。参加義務なし、ROM歓迎の日本型設計。
  • 4UGCルート改善ループ — AIルート→実走行→フィードバック→ルート改善→次のライダーへ。データフライホイール。
  • 5ヤエー文化のデジタル化 — すれ違ったライダーとの「デジタルヤエー」(位置ベースの軽い挨拶機能)。日本バイク文化のリスペクト。
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グロース & マネタイズ — 専門家パネル協議

📈
パネルテーマ:「個人開発の予算制約で最大成長を」

1人開発のリソース制約下で効率的にユーザーを獲得し、フリーミアムで収益化する。月額400-800円の市場レンジ。

🦉 Luis von Ahn — Duolingo CEO 🎧 Daniel Ek — Spotify CEO 🎯 田中良和 — GREE創業者
💬 協議録 — 35分間のディスカッション
LA
Luis von Ahn Duolingo CEO
Duolingoの成長の秘密は「無料体験を素晴らしくする」ことだ。わざと制限をかけて課金に誘導するのではなく、無料でも十分に使える。するとユーザーが自然に友人に勧める。口コミが最大の成長エンジン。KAKERUに適用するなら、無料ユーザーでもAIルート生成は月3回使える。この3回で「すごい!」と思わせる。そしてDuolingoの「ストリーク」——連続日数の記録が最強のリテンション施策。KAKERUなら「ライディングストリーク」。毎月1回以上ツーリングすると月間ストリーク継続。12ヶ月連続で特別バッジ。これだけで毎月の起動率が跳ね上がる。
DE
Daniel Ek Spotify CEO
Luisのフリーミアム設計に価格戦略を加えたい。Spotifyで学んだのは、「年額プランへの誘導」が LTV を最大化するということ。月額¥500なら年¥6,000。しかし年額¥4,800(月あたり¥400)にすると、一度課金したユーザーの1年後継続率は月額プランの3倍になる。理由は単純で、一度大きく払うと「元を取ろう」と使い続けるから。KAKERUの価格提案は、Free(月3回AI生成)→ Pro Monthly ¥580/月 → Pro Annual ¥4,800/年(17%OFF)。そして極めて重要なのが「Pro限定機能の選び方」。AIルート生成回数ではなく、「天気連動ルート最適化」「リアルタイム道路状況」「ルート共有」をPro限定にする。基本体験は壊さず、パワーユーザー向け機能で差をつける。
TY
田中良和 GREE創業者
お二人の戦略に日本市場特有の観点を加えます。日本のモバイル課金で私が学んだのは、「体験の質に対して正当に対価を払う文化がある」ということ。ただし条件がある——課金の前に価値を実感させないと絶対に払わない。GREEの初期は完全無料で口コミを作り、ユーザーが自らの意思で「もっと欲しい」と思った時に課金ポイントを提示した。KAKERUに具体的に提案するのは「体験型トライアル」。初回ダウンロード後、最初の7日間はPro機能を全開放。天気連動、リアルタイム情報、共有、すべて使える。7日後に「Pro体験はいかがでしたか?」と聞く。プロダクトの最高の体験をまず味わわせてから、維持するかどうかを選ばせる
LA
Luis von Ahn
田中さんの7日間トライアルは正しい。Duolingoのデータでは、無料体験の最初の3日間の行動がLTV(生涯価値)の80%を予測する。KAKERUでも同じだろう。最初の7日間に「1回目のAIルート生成→実際に走る→振り返り体験→2回目のルート生成」のサイクルを1回完了させることが最重要。このサイクルを完了したユーザーの課金率は、完了しなかったユーザーの5-10倍になるはずだ。オンボーディングの全設計は「最初の1サイクル完了」に集中すべき

パネル合意事項 — グロース & マネタイズ戦略提言

核心的結論:「無料体験を壊さず、パワーユーザー機能で差をつける」フリーミアム。7日間Pro全開放トライアル→年額¥4,800への誘導。オンボーディングの全設計は「最初のAIルート生成→実走行→振り返り」の1サイクル完了に集中。ライディングストリーク(月間連続)で長期リテンション。

  • 1価格設計 — Free(月3回AI生成)/ Pro ¥580/月 / Pro Annual ¥4,800/年(17%OFF)。年額プランへの強い誘導。
  • 2Pro限定機能 — 天気連動最適化、リアルタイム道路状況、ルート共有、高度なパーソナライズ。基本AI生成は無料でも使える。
  • 37日間フルトライアル — 初回DL後7日間Pro全機能開放。プロダクト最高体験を先に味わわせる。
  • 4ライディングストリーク — 月1回以上のツーリングで月間ストリーク。12ヶ月連続で特別バッジ。Duolingo型リテンション。
  • 51サイクル完了集中設計 — オンボーディング→ルート生成→実走行→振り返りの1サイクルを最初の7日以内に完了させることに全リソース集中。
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コンテンツ & ブランドストーリーテリング — 専門家パネル協議

🎤
パネルテーマ:「すべてのライドがコンテンツ。シェアされたルートがマーケティング」

バイクツーリングは本質的にコンテンツリッチ。AIが生成したルートを走った映像は最強のマーケティング素材。

⚡ Dietrich Mateschitz(レガシー) — Red Bull 📷 Nick Woodman — GoPro CEO 🏔 Ryan Gellert — Patagonia CEO
💬 協議録 — 35分間のディスカッション
DM
Dietrich Mateschitz(レガシー) Red Bull創業者
Red Bull Mediaが成功した核心は、「飲料を売るのではなく、ライフスタイルを売る」に切り替えたことだ。KAKERUも同じ。アプリを売るのではなく、「バイクで走る自由」というカルチャーを売る。具体的には、KAKERUが自らメディアになる。「KAKERU Magazine」——AIが生成した最高のルートを実際に走るドキュメンタリーコンテンツ。YouTube、X、Instagram で展開。アプリのマーケティングではなく、ツーリング文化のメディアとして認知されることが重要。Red Bull TVのように、KAKERUを見ればツーリングの最新トレンドがわかる——そうなれば、アプリのダウンロードは結果として付いてくる。
NW
Nick Woodman GoPro CEO
Red Bullのアプローチに完全に同意する。GoProで学んだのは、ユーザーが作るコンテンツ(UGC)こそが最高のマーケティングだということ。我々のマーケティング予算の大部分は、GoProで撮影されたユーザー映像のキュレーションに使われている。KAKERUの場合、ユーザーが走ったルートの写真 + ライドログ + AI旅日記の組み合わせが自然なUGCになる。重要なのは「シェアを簡単にすること」。走行後の振り返り画面に「X(Twitter)にシェア」「Instagramにシェア」ボタンを配置し、自動で美しいカード画像(ルートマップ + 走行距離 + ベストショット)を生成する。ユーザーは1タップでシェアできる。このシェアカードにKAKERUのロゴとダウンロードリンクを含める。
RG
Ryan Gellert Patagonia CEO
二人の議論に「パーパス(存在意義)」を加えたい。Patagoniaが他のアウトドアブランドと一線を画すのは、「地球を救うためにビジネスをする」という明確なパーパスがあるから。ファンが自発的にブランドを広めてくれる。KAKERUのパーパスは何か?私が提案するのは「ライダーの安全と、日本の地方を走ることで地域経済に貢献する」。具体的には、KAKERUのルートが地方の道の駅や地元食堂に人を送り込むことで、地域活性化に実際に貢献しているという物語。「KAKERUのルートで訪れたライダーの消費額: 月間〇〇万円」のような数字を可視化する。パーパスドリブンのブランドは、マーケティング予算なしで熱狂的なファンを獲得する。
NW
Nick Woodman
Ryanのパーパスと組み合わせて、「KAKERU Awards」を提案する。GoProでは年次の「GoPro Awards」で最高のUGCを表彰している。KAKERUなら「今月のベストルート」「最も美しい写真」「最もクリエイティブなAIプロンプト」を月次で表彰する。受賞ルートは公式SNSで紹介。これがコンテンツ制作のインセンティブになり、同時にKAKERUの公式SNSコンテンツの供給源になる。1人開発のリソース制約を、コミュニティの力でカバーする戦略だ。

パネル合意事項 — コンテンツ & ブランド戦略提言

  • 1カルチャーメディア戦略 — アプリ宣伝ではなく「ツーリング文化のメディア」としてのコンテンツ展開。KAKERU Magazine的なコンテンツハブ。
  • 21タップシェアカード — 走行後に自動生成されるビジュアルカード(ルートマップ+距離+写真)。SNSシェアが1タップ。
  • 3パーパス定義 — 「ライダーの安全 + 地方経済貢献」。KAKERUルート経由の地域消費額を可視化。
  • 4KAKERU Awards — 月次ベストルート表彰。UGCのインセンティブ + 公式SNSコンテンツ供給源。
  • 5Build in Public — 開発過程のX/Twitter公開。個人開発者のストーリーがブランドの真正性を作る。
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セーフティ & コネクテッド — 専門家パネル協議

🛑
パネルテーマ:「ソロライダーの安全は機能ではなく責任」

60-70%がソロライダー。長時間停止検知、転倒検知、緊急SOS。Apple Watch・ARヘルメット連携。

🌐 Cliff Pemble — Garmin CEO ⏱ Jeff Williams — Apple COO 🚗 Hakan Samuelsson — 元Volvo CEO
💬 協議録 — 35分間のディスカッション
CP
Cliff Pemble Garmin CEO
GarminのinReachは山岳・海上で多くの命を救ってきた。核心的な教訓は、「安全機能はユーザーが意識的に使うものではない。バックグラウンドで常に動いているべき」ということ。KAKERUが既に持っているGPS走行記録機能に、「異常停止検知」を追加するのは技術的に容易。5分以上の予期しない停止 → アプリ内で「大丈夫ですか?」通知 → 応答なし30秒 → 緊急連絡先にSMS送信(位置情報付き)。この機能だけで、ライダーの親御さんやパートナーが安心してダウンロードさせる。安全機能は「ユーザー獲得フック」にもなる。
JW
Jeff Williams Apple COO
Apple Watchの衝突検知をバイクに適用する際の注意点がある。バイクは車よりも加速度変化が大きい。急ブレーキ、バンク(コーナリング時の傾き)、段差越えがすべて「衝撃」に見える。誤検知を防ぐには、加速度データのパターン認識が必要。ただし、KAKERUが最初から完璧な衝突検知を実装する必要はない。Phase 1では「異常停止検知」と「位置共有」だけで十分。Phase 2でApple Watch連携(心拍異常 + 加速度センサー)、Phase 3で高度な衝突検知。段階的に安全レイヤーを厚くしていく。
HS
Hakan Samuelsson 元Volvo CEO
Volvoの「Vision Zero」から得た最大の教訓は、安全をブランドの核心に置くと、すべてのマーケティングメッセージが強化されるということ。KAKERUが「ライダーの安全を最も大切にするアプリ」と認知されれば、それだけで他のすべてのバイクアプリとの差別化が完成する。具体的な提案は「ライブロケーション共有」。ツーリング中の位置をリアルタイムで家族に共有できる機能。Google Mapsのロケーション共有と同じだが、ルート全体の進捗(〇〇km地点、あと△km)が見えるのがKAKERUならでは。「安全だから使う」が、「結果的に楽しい」に変わる

パネル合意事項 — セーフティ戦略提言

  • 1Phase 1: 異常停止検知 + 緊急SMS — 5分以上の予期しない停止→応答確認→緊急連絡先にSMS。技術的に容易で効果大。
  • 2ライブロケーション共有 — 家族にリアルタイム位置 + ルート進捗を共有。「安心のために使う」が入口。
  • 3Phase 2: Apple Watch連携 — 心拍異常検知 + 手首加速度センサーでより精度の高い安全監視。
  • 4安全をブランドDNAに — 「KAKERUは安全を最も大切にする」を全コミュニケーションの根底に。Volvo型ブランディング。
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データサイエンス & パーソナライゼーション — 専門家パネル協議

🧠
パネルテーマ:「走れば走るほどKAKERUは賢くなる」

ライダーの走行履歴、好み、スタイルを学習し、パーソナライズドルート推薦を行う。ソーシャルデータ×行動データの融合。

📺 Shou Zi Chew — TikTok CEO 🛒 Hilary Mason — データサイエンティスト 👗 Katrina Lake — Stitch Fix創業者
💬 協議録 — 45分間のディスカッション(ソーシャルデータ重点)
SC
Shou Zi Chew TikTok CEO
TikTokの「For You」ページが世界最強のレコメンデーションである理由は、ユーザーに何も聞かずに嗜好を理解するからだ。「何が好きですか?」と質問するのではなく、行動を観察する。動画を2秒見てスキップしたか、最後まで見たか、シェアしたか。KAKERUに適用するなら、「ルート提案3案のうちどれをタップしたか」「スポット詳細をどのくらい見たか」「ルートを保存したか即座に戻ったか」——これらの暗黙的シグナルがパーソナライゼーションのデータソース。明示的な「好き/嫌い」評価よりも、暗黙的な行動データの方が100倍正確
HM
Hilary Mason データサイエンティスト
Shou Ziの暗黙的シグナル戦略は正しいが、KAKERUの現実的な制約を考慮すべき。TikTokは1日に何十回もインタラクションがある。KAKERUは月に2-4回のツーリング。データ量が圧倒的に少ない。だから「出荷されたモデルが最高のモデル」という私の持論。Phase 1ではMLモデルではなく、ルールベースのパーソナライゼーションで十分。KAKERUは既にcategoryAffinities(カテゴリ親和度)をEMA(指数移動平均)で更新する仕組みを持っている。これをルート生成のプロンプトに反映するだけで、かなりの効果が出る。「このユーザーはscenery: 0.8、food: 0.6、onsen: 0.9」→ プロンプトに「温泉と絶景を優先、グルメは中程度」と追加。
KL
Katrina Lake Stitch Fix創業者
Hilaryのルールベース戦略に賛成しつつ、Stitch Fixで成功した「フィードバックループ」の設計を提案する。Stitch Fixでは、ユーザーにスタイリストが選んだ服を送り、「これは好き」「これは嫌い」「なぜ嫌いか」のフィードバックを毎回もらう。このフィードバックが次の選択を劇的に改善する。KAKERUでも、ツーリング後に「このルートの満足度」と「なぜ良かった/悪かった」の簡単なフィードバックを収集すべき。ただし重要なのはフィードバックの簡単さ。5秒以内に完了すること。走行後画面で「この道サイコー! / まあまあ / いまいち」の3択。理由は任意。
SC
Shou Zi Chew
パーソナライゼーションにおいてソーシャルデータの活用は極めて重要。TikTokでは「あなたに似た人が好きなもの」が強力なシグナル。KAKERUでは「あなたに似たライダーが最近走ったルート」がそれに相当する。似たバイク(排気量・車種)、似た走行スタイル(ワインディング好き)、似た地域のライダーをクラスタリングし、Collaborative Filteringで「このクラスタの他のライダーが高評価したルート」を推薦する。さらに、ソーシャルメディアのトレンドデータを組み合わせる。X/Twitterで「#紅葉ツーリング」が急上昇したら、紅葉ルートをホーム画面のトップに持ってくる。「世の中が今何に興味を持っているか」と「あなた個人の好み」のハイブリッドが最強のレコメンデーション。
HM
Hilary Mason
ソーシャルトレンドの話で具体的な実装を提案する。KAKERUが今すぐできる「ソーシャルフレッシュネスパイプライン」は3つ。(1) YouTube MotoVlog新着動画の自動監視——現在5チャンネルだが50に拡大し、週次でingest_youtube_spotsを自動実行。(2) X/Twitter Search API——「#ツーリング」「#バイク旅」「#道の駅」のツイートを日次で収集し、スポット名のEntity Extractionを実行。特定スポットの言及数が先週比200%以上なら「トレンディング」フラグ。(3) Google Trends API——「箱根 ツーリング」「阿蘇 バイク」等の検索ボリュームを週次で取得し、季節トレンドの先行指標に。この3つを組み合わせれば「今日本のライダーが最も興味を持っている場所」がリアルタイムでわかる
KL
Katrina Lake
3人の議論をまとめると、KAKERUのパーソナライゼーションは3つのデータレイヤーの統合Layer A: 個人行動データ(走行ログ、タップ行動、フィードバック)→ カテゴリ親和度を更新。Layer B: 類似ライダーデータ(Collaborative Filtering)→ 「あなたに似た人が好きなルート」。Layer C: ソーシャルトレンドデータ(YouTube、X、Google Trends)→ 「今、日本のライダーが注目している場所」。この3レイヤーを重み付けして統合すれば、「あなただけの、今この瞬間の最高ルート」が提案できる。Stitch Fixで学んだのは、パーソナライゼーションの精度は時間と共に自然に上がるということ。完璧を待たずにShipする。

パネル合意事項 — データ & パーソナライゼーション戦略提言

核心的結論:パーソナライゼーションは「個人行動データ × 類似ライダー × ソーシャルトレンド」の3レイヤー統合。Phase 1はルールベース(affinity反映)で十分。ソーシャルフレッシュネスパイプライン(YouTube 50ch + X API + Google Trends)を即座に構築し、「今ホットな場所」をリアルタイムで把握。完璧を待たずにShip。

  • 1暗黙的シグナル収集 — ルート選択、スポット閲覧時間、保存/スキップ行動をすべてuser_eventsに記録。明示的評価より優先。
  • 2走行後3択フィードバック — 「サイコー/まあまあ/いまいち」の5秒フィードバック。ルートセグメント品質DBに反映。
  • 3ソーシャルフレッシュネスパイプライン — YouTube 50ch自動監視(週次)+ X Search API日次収集 + Google Trends週次。
  • 4Affinity → プロンプト反映 — 既存のcategoryAffinities/tagAffinitiesをルート生成のClaude APIプロンプトに直接注入。
  • 5類似ライダークラスタリング — バイク種別 × 走行スタイル × 地域でユーザーをクラスタ化。Phase 2でCollaborative Filtering導入。
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CEO統合戦略 — メガベンチャーCEOの視座

★ 統合戦略CEO視座
DeNA南場智子 × DMM亀山敬司 × Marc Andreessen × Reed Hastings の経営思想を統合

9つのパネルの議論を聞いた。それぞれの専門家の提言は技術的に正しい。しかしCEO視座で最も重要なのは「何をやらないか」を決めることだ。


DeNAの南場智子が常に言うのは「プロダクト・マーケット・フィットを見つけるまで機能を絞れ」。DMM亀山の思想は「小さく始めて、勝てる場所から攻める」。Marc Andreessenの「Software is eating the world」をKAKERUに適用すると「AIがバイクツーリング計画を食う」——既存のナビアプリ、ガイドブック、口コミサイトを一つのAI体験に統合する。Reed Hastingsの教訓は「サービスの品質を下げてまで機能を増やすな」


結論: KAKERUが最初の12ヶ月で証明すべきは、たった1つ。「AIが提案したルートを走ったら、予想以上に良かった」——この体験の再現性。9パネルの提言をすべて同時にやるのではない。3つの優先順位に絞る。

CEO決定: 3つの戦略優先順位

P0
AIルート品質の圧倒的改善
P1
ソーシャルフレッシュデータ基盤
P2
シェアによるバイラル成長

P0: AIルート品質(全リソースの50%)

南場智子の「PMF集中論」が根拠。ユーザーがKAKERUに戻ってくるかどうかは「AIが提案したルートの品質」で100%決まる。品質が低ければ、どんなマーケティングもコミュニティも無意味。具体的には:

  • aルート生成プロンプトの継続的改善(天気×時間×光の最適化、季節変数の組み込み)
  • bスポットDBの量と質の向上(YouTube 50ch拡大、品質キュレーション)
  • c走行後フィードバック→ルート品質改善ループの確立

P1: ソーシャルフレッシュデータ基盤(全リソースの30%)

亀山敬司の「データが価値の源泉」思想 + Thuan Phamの「リアルタイム最適化」。KAKERUのデータベースが「世界で最もフレッシュなツーリング情報」を持つことが長期的モート。後のセクションで詳述。

P2: シェアによるバイラル成長(全リソースの20%)

Andreessenの「Distribution is everything」。1人開発でマーケティング予算ゼロの制約下、成長の唯一の方法はプロダクト自体がバイラルすること。ルート共有カードの1タップシェア、走行後サマリーのSNS投稿、すべてのシェアにKAKERUロゴ + DLリンク。

メガベンチャー視座: 日本から世界へのスケール戦略

🌐 グローバル展開シナリオ
DeNA「海外はM&Aか独自か」/ DMM「日本で勝ってから海外」/ Andreessen「Day 1 from global」

KAKERUの場合、日本市場ファーストが正解。理由は3つ:

1. データの地域密着性 — スポットDB、道路品質、二輪規制、季節性のすべてが日本固有。これを完璧にすることがPMFの条件。

2. 日本バイク市場の特殊性 — 世界最高齢のライダー層(平均55.5歳)× 世界最高品質のインフラ(道の駅1,200以上)× ソロライダー60-70%。この組み合わせは日本だけ。

3. 日本発のインバウンド展開 — 日本でのツーリングを体験した外国人ライダーが母国に持ち帰る。「Japan Edition」としてのブランド価値


Year 2以降のグローバル展開は、台湾→東南アジア→ヨーロッパの順。台湾は日本と道路環境が近く、親日。東南アジアはバイク大国(ベトナム、タイ、インドネシア)。ヨーロッパはCalimotoとの直接競合だが、AI優位で差別化可能。

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ソーシャルデータ戦略 — フレッシュ情報パイプライン

最重要テーマ:「いかにフレッシュな情報をソーシャルから取ってくるか」——これがKAKERUの最大の差別化要因であり、データモートの源泉。以下に具体的なパイプライン設計を示す。

3層ソーシャルデータパイプライン

Layerデータソース更新頻度取得方法用途優先度
Layer 1 YouTube MotoVlog 週次バッチ YouTube Data API + Transcript API + Claude Entity Extraction 新スポット発見、スポット品質更新、トレンド検知 P0 最優先
Layer 2 X / Twitter 日次バッチ X Search API v2 + Claude NER(固有表現抽出) リアルタイムトレンド、道路状況、スポット話題性 P1 高
Layer 3 Google Trends 週次バッチ Google Trends API(pytrends) 季節トレンド先行指標、地域人気度 P2 中
Layer 4 ユーザー走行ログ リアルタイム GPS走行データ → Firestore集約 道路品質、スポット人気度、クラウドソーシング P0 最優先
Layer 5 Instagram / TikTok 週次バッチ ハッシュタグ監視(非公式API or スクレイピング) 写真映えスポット、若年層トレンド P3 将来

Layer 1: YouTube MotoVlog パイプライン(最優先・即実行)

KAKERUは既にingest_youtube_spots関数を実装済み。これを5→50チャンネルに拡大し、Cloud Schedulerで週次自動実行に切り替える。

ステップ処理技術出力
1チャンネル新着動画検出YouTube RSS / Data API v3新規videoId リスト
2字幕取得youtube-transcript-api + Webshareプロキシ字幕テキスト
3スポット抽出Claude API + spot_extraction_schema.jsonスポット名、カテゴリ、説明、感情評価
4ジオコーディングGoogle Maps Geocoding API座標(lat/lng)
5DB更新Firestore touring_spots upsertmentionCount++、sources追加
6トレンド検知mentionCount先週比 > 200%トレンディングフラグ

Layer 2: X/Twitter リアルタイムトレンド

新規実装が必要。X Search API v2 で「#ツーリング」「#バイク旅」「#道の駅」等のキーワードを日次収集。Claude APIで固有表現抽出(NER)してスポット名を特定し、言及数の急増を検知。

実装イメージ:Cloud Scheduler → Cloud Function(twitter_trend_ingest)→ X Search API v2で直近24時間のツイート取得 → Claude NERでスポット名抽出 → Firestore social_trends コレクションに蓄積 → ExploreViewのトレンディングカードに反映。これにより、ExploreViewのサンプルデータ表示問題が解決し、本物のリアルタイムトレンドが表示される。

Layer 4: ユーザー走行ログからのクラウドソーシング

既にGPS走行ログ記録は実装済み。これを匿名化して集約し、道路セグメント品質スコアを算出するパイプラインを追加。

  • a速度プロファイル → 路面品質推定 — 急減速が多い区間は荒れた路面の可能性。平均速度が制限速度の80%以下の区間は混雑。
  • b停止パターン → スポット人気度 — 多くのライダーが同じ地点で10分以上停止 = 人気スポット(未登録の場合は自動発見)。
  • cUターン検知 → 通行止め情報 — 複数ライダーが同一地点でUターン = 通行止めの可能性。自動アラート生成。

データフライホイール全体像

KAKERUデータフライホイール:ソーシャルデータ(YouTube/X/Trends)→ スポットDB鮮度UP → AIルート品質UP → ユーザー満足度UP → 走行増加 → 走行ログ蓄積 → 道路品質DB UP → AIルートさらに品質UP → ユーザーがSNSでシェア → ソーシャルデータ増加 → 最初に戻る。このフライホイールが一度回り始めたら、競合は追いつけない。

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実行ロードマップ — 12ヶ月計画

Phase 1: 基盤強化(Month 1-3)—「AIルート品質を圧倒的にする」

  • 1YouTube MotoVlog 50チャンネルへの拡大 + 週次自動実行
  • 2ExploreViewとFirestore touring_spotsの接続(サンプルデータ脱却)
  • 3ルート生成プロンプトに時間×天候×季節変数を追加
  • 4走行後3択フィードバック機能の実装
  • 5categoryAffinitiesのルート生成プロンプトへの反映
  • 6異常停止検知 + 緊急SMS機能(安全機能Phase 1)

Phase 2: データモート構築(Month 4-6)—「ソーシャルデータで差別化する」

  • 1X/Twitter Search API日次バッチ収集パイプライン構築
  • 2Google Trends週次データ取得
  • 3OSMベースcurviness score / 道路セグメント品質DB構築
  • 4ユーザー走行ログからのクラウドソーシング道路品質
  • 5フリーミアム課金導入(Free / Pro ¥580 / Pro Annual ¥4,800)
  • 61タップシェアカード機能(走行後サマリーのSNSシェア)

Phase 3: コミュニティ & グロース(Month 7-9)—「ネットワーク効果で加速する」

  • 1ルートベースソーシャル(「この道を走った人」リスト、いいね機能)
  • 2ライダーアイデンティティ(バッジ、都道府県マップ、ストリーク)
  • 3KAKERU Awards月次表彰プログラム開始
  • 4MotoVlogger 10名へのシードキャンペーン
  • 5Collaborative Filteringによるルート推薦(Phase 1)
  • 6ライブロケーション共有(家族向け安全機能)

Phase 4: スケール(Month 10-12)—「日本No.1を確立する」

  • 1Apple Watch連携(安全機能Phase 2)
  • 2二輪通行規制DB完全整備
  • 3年次「KAKERU ルートアワード」大規模イベント
  • 4東京/大阪モーターサイクルショー出展
  • 5台湾/東南アジア展開の市場調査開始
  • 6目標: 15,000 DL、WAU 5,000、月間収益 ¥200K

KPI目標サマリー

指標Month 3Month 6Month 9Month 12
総DL数1,0005,00010,00015,000
WAU3001,5003,0005,000
スポットDB数5002,0005,00010,000
YouTube監視チャンネル50100150200
有料転換率5%7%8%
月間収益¥0¥37.5K¥100K¥200K
App Store評価4.0+4.3+4.5+4.5+
🏆 最終メッセージ
CEO統合視座からの結び

9つのパネルの専門家は、それぞれの領域で素晴らしい提言をしてくれた。しかし1人開発という制約は、実は最大の強みでもある。意思決定が速い。ピボットが容易。ユーザーの声が直接開発者に届く。


Reed Hastingsがよく言う「Freedom and Responsibility(自由と責任)」——KAKERUの場合、1人ですべてを決められる自由がある。その自由を、「AIルート品質」「ソーシャルフレッシュデータ」「バイラルシェア」の3点に集中して使う。それ以外は捨てる勇気を持つ。


KAKERUが目指すのは「世界で最もフレッシュなツーリング情報を持つAI」。ソーシャルデータパイプラインが回り始め、ユーザーの走行ログが蓄積され、そのデータでAIが賢くなり、さらに良いルートを提案する——このフライホイールが回り始めた瞬間、KAKERUは世界に不可欠なツーリングインフラになる。


「日本の道を知り尽くしたAI。それがKAKERU。」